VERA祭とは
VERAってどんな意味?
VERAはラテン語で「真実」を意味しています。
本学の本館に"QUAECUNQUE SUNT VERA"という言葉が刻まれていますが、これは「すべて真実なこと」という意味であり、新約聖書「フィリピの信徒への手紙 第4章8節」に書かれた聖句の一節です。
この言葉は本学の標語として設立以来守られており、「VERA」の部分をとって「VERA祭」という名称になりました。
VERA祭公式キャラクター
おにいちゃん
べべ
誕生日: 1月1日
年齢: 永遠の3歳
身長: はちみつのつぼ2個分
体重: 6kg
血液型: O型
口癖: 〜べら
いもうとの
ララ
誕生日: 1月1日
年齢: 永遠の3歳
身長: はちみつのつぼ2個分
体重: ヒミツ♡
血液型: A型
口癖: 〜らら
ご挨拶
VERA祭へようこそ!
東京女子大学 学長
森本あんり
本日、VERA祭にお越しくださったみなさまを心より歓迎申し上げます。
今年のVERA祭学生実行委員会が選んだテーマは「天弓」(てんきゅう)です。コロナ禍から抜け出して、雨のあがった空に虹がかかっている。ちょうどその虹のように、華やかで若さが弾けるVERA祭になることと思います。
実行委員会は、とてもよい言葉を選ばれたと思います。それは、天にかかる虹以外にも、いろいろな含みをもった言葉です。英語にfirmamentという言葉がありますが、古代の人びとにとっては、天そのものが弓のように大空に張られたものでありました。聖書に出てくる人びとも、このような「蒼穹」の美しさを讃えています。太陽も月も星々も、その天弓に定められた道(天道)を規則正しく運行してゆきます。それと同じように、人間にも全宇宙と調和して周囲の人びとと共に歩むべき道が定められています(人道)。本学の美しいキャンパスをご覧いただき、どうぞ宇宙と自然と世界の妙なる響きに耳を傾けてください。そして、それらすべてを導かれる神の雄大な美しさに、心を遊ばせてください。
VERA祭にお越しくださったすべての方々に、晴れやかに澄み渡った遙かな天弓のスピリットを実感していただけますように。
雨上がりのVERA祭
学生委員長
花田里欧子
今年度のVERA祭は全ての企画を対面で行います。コロナ禍前のVERA祭を取り戻すべく、昨年度よりも多くの方に楽しんでいただける大学祭を目指し実行委員一同準備を進めてまいりました。
今年度のVERA祭のテーマは「天弓」(読み:てんきゅう)です。コロナ禍から抜け出したことを雨が上がった様子に見立て、雨上がりに架かった虹のように華やかで若さ弾けるVERA祭にしたいという学生たちの願いが込められています。
コロナ禍という3年以上にわたる長い雨は私たちから多くを奪いました。とりわけ女性が経験した雨の被害は世界的にも甚大でした。女性の非正規雇用労働者の減少や自殺者数の増加など女性への深刻な影響が明らかになったのです。内閣府の調査報告によると、女性への深刻な影響の根底には、平時においてジェンダー平等・男女共同参画が進んでいなかったことがあり、コロナ禍により顕在化したと言われています。結果、この雨は、このままではダメだということを教えてくれました。私たち女性をめぐり、社会について、既存の制度や慣行の課題を明らかにし、見直しを迫り、変化を呼び込んでいるのです。
コロナ禍でつらい思いをした学生は少なくありません。しかし、雨は上がり、彼らはそこに架かる虹を見ようとしています。この変化の時を祝うVERA祭となることを心から願っています。
皆様の心に虹を
VERA祭実行委員会 委員長
古日山希樺
本日はVERA祭にお越しいただき、誠にありがとうございます。
東京女子大学のキャンパスに1年に1度訪れる非日常。
当日が近付くにつれて高まっていく学内の少しふわふわと浮足立つような空気感が、私はとても好きです。自然豊かなキャンパスが、学生たちのわくわくとした表情や足取りでさらに色づくようでとても心地よい。わが校の旬は秋だと思っています。
今年度のVERA祭のテーマは「天弓」です。あまり聞き馴染みのない言葉ですが、「虹」という意味があります。雨上がりにかかる虹のように、お越しいただいた全ての方に幸せを届けられるVERA祭にしたいという想いのもと、実行委員一同本日まで準備を重ねてまいりました。
様々な学生が様々な活動や研究に励んでいる、まさしく虹のようなわが校の良さを感じていただけるVERA祭になっていると思います。
そして、今年度も多種多様な企画をご用意しております。企画を端から端まで制覇するもよし、ゆったりとキャンパスの雰囲気を味わうもよしです!お客様にあった楽しみ方で、VERA祭を満喫していただけると嬉しいです。
最後に、大学関係者、協賛企業各社、地域の皆様など、VERA祭開催にお力添えして下さった全ての皆様に、実行委員一同厚く御礼申し上げます。
それでは第71回VERA祭を存分にお楽しみください!
2024年度 第71回VERA祭ご挨拶
東京女子大学学友会 会長
福中茉瑚
立冬の候、木枯らしに一段と寒さを感じるようになりました。本日はお忙しい中、本学第71回目のVERA祭にご参加いただき誠にありがとうございます。
今年度のVERA祭のテーマは「天弓(てんきゅう)」です。コロナ禍から抜け出したことを雨が上がった様子に見立て、雨上がりにかかった虹のように華やかで若さ弾けるVERA祭にしたいという思いから、このテーマに決まったそうです。「天弓」は虹を意味しており、新型コロナウイルスによって失われた日常を取り戻している昨今、私たちの心のどこかには希望や幸福の象徴である虹がかかっていると感じます。VERA祭がそれぞれにとって「天弓」のような機会になってくれたらと思います。
そして日頃からご支援・ご協力いただいている地域の皆様や、関係企業をはじめとする多くの方々のお力添えにより、第71回のVERA祭を開催することができました。皆様のご支援・ご協力を賜り、今年もVERA祭を開催できますことを学生代表としてこの場をお借りし、心より御礼申し上げます。
末筆ではございますが、ご参加されるすべての皆様にとって、このVERA祭が「天弓」のように特別な2日間になるようお祈りさせていただきたいと思います。
それでは、東京女子大学第71回VERA祭を存分にお楽しみください。